企業理念

CSIの確立最高の品質と心のこもった行動でお客様の満足を追求する

トップメッセージ

株式会社三明は1928年創立以来100年に迫る長い歴史の中で、創業当時の石炭販売で培った『人間関係を大切にした営業力』に磨きをかけながら『次世代の製造業を融合したビジネスモデル展開』を目指し『制御エレクトロニクスの三明電子産業』と『装置メカニクスの三明機工』を100%出資にて設立しました。
株式会社三明は『グループホールディングカンパニーとして営業・企画・資本を統括』し、グループ2社は『製造拠点として開発・製造』と役割分担を明確にし重複業務を削減。 各社の強みとリソースを効率的に最大活用し、製品単体のモノ売りだけでなく製造工場も交えてお客様のご要望に寄り添った『三明ならではのビジネスモデル』を展開して参りました。
これからも急テンポで激変していく『産業界のグローバル化と労働人口減少』という難題を的確に見据え、3社グループ体制を絶えず進化させながら環境変化に迅速に対応し、お客様の満足と感動を探求し続けます。三明グループはモーション&ロボットで確実に一歩ずつ未来を切り拓いて参ります。

会社概要

商 号 株式会社 三明(サンメイ)
設 立 1928年4月20日
代表者 代表取締役会長 内藤 義之 (グループ会長CEO)
代表取締役社長 笠井 茂
資本金 2,000万円 (グループ合計 4,200万円)
従業員 120名(グループ合計 380名)
売上高 150億円(グループ連結 200億円)
事業所 国内: 青森県、山形県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、長野県、愛知県、大阪府、富山県
海外: 中国・上海、タイ・ナコンラチャシマ
主な取引先 全国の主要企業ならびに大学・研究機関
関連会社 三明電子産業(株)、三明機工(株)、山銘(上海)機電貿易有限公司、SIAM SANMEI CO.,LTD.
【株式会社三明100%出資会社】
各種免許等 電気工事業 特定建設業 静岡県知事許可(特ー4)第25134号
機械器具設置工事業 特定建設業 静岡県知事許可(特ー4)第25134号
電気工事業者届出済票 静岡県知事届 第040002号

三明の歴史と未来

三明の始まり

今から100年ほど前の1928年(昭和3年)。当時は日本の近代産業の夜明けでエネルギーニーズが急速に高まってきた時代。 北九州の炭鉱町で採掘した石炭を船で清水港まで運び販売する事業を起こしたのが三明の始まりです。 当時は石炭が黒いダイヤと呼ばれていたそうです。

エネルギーから機械への転機

その後、石炭から電気へと時代が変革し、インフラ整備が整いエネルギーが身近に手に入るようになると、それに歩調を合わせて日本の機械産業が目覚ましい発展を遂げていきます。 当社は、炭坑用電機品開発をきっかけにボールベアリング付き電動機(モータ)の開発に成功した安川電機製作所(現 安川電機)の代理店として、産業用モータの販売を開始。石炭から電気への変革の流れにも乗り、FA技術商社としての成長を遂げつつ、昭和30年代の流通革命時には商社としての製品単体販売だけではなく、メンテナンスやサービスもビジネスチャンスとして捉え部門構築を行い、プラント電気工事の施工にも着手していきました。 この流れが現在の三明グループを築く礎となりました。 当初は本社が静岡県清水市(現 静岡市清水区)という立地を活かし、隣の市である富士市に集積していた製紙・パルプ業界をターゲットとした機械・電機品やプラント事業がメインビジネスとして確立。 その実績と経験の中で専門的な技術力とノウハウを身につけ、ターゲットとなる業界を広げながら、静岡を発信源に日本各地へ拠点を拡大していきました。

3社グループ体制へ

このように代理店としてモータや産業用電機品を販売する中で、自社での製品開発にも注力するようになります。 その時代の最先端要素技術への挑戦を続け、ついに技術部門を分社化します。 機械事業としては、当時地場産業として栄えた木工業界向けの加工機や自動車の主要部品を構成する鋳物業界向けのキュポラプラントを手掛けていました。 この業界はその後いずれも衰退しましたが、我々はその要素技術を生かしつつ新たな時代への挑戦を続け、自動車主要部品産業向けのアルミ・鋳造プラントやロボットを用いた自動化システムへと業態を変革させ発展し現在に至っています。 これがメカニクスの『三明機工』です。 また電気制御事業としては、昭和49年にいち早くトランジスタサーボの開発に成功。 その後も最先端マイコンを用いたオリジナルコントローラを世に送り出し、工作機械や産業機械の心臓部となる制御システム開発と量産を継続してきました。 勿論現在でも当社の主力製品である『全自動マイコン制御イカ釣り機』にも、これら制御技術が凝縮して搭載されています。 これがエレクトロニクスの『三明電子産業』です。 私たち(株)三明がグループ中核のホールディングカンパニーとして、メカニクスの三明機工(株)&エレクトロニクスの三明電子産業(株)と緊密に連携を行い、3社グループ体制でお客様に満足と感動を提供できるようなシステムインテグレーションを絶えず目指して行動しています。

三明のこれから

『事業の柱を増やし、より強い体質へ成長させる!』これが三明の未来へ向けた私たちの使命です。 私たちはこれまで、製紙・パルプ・自動車・自動車部品・半導体・液晶・スマホ等、時代の流れに敏感に対応しながら、お客様に最適なシステムインテグレーション提案を行いたいとの思いを持ち挑み続けてきました。 今後はこの考え方を継承しつつ、人々の生活に必要不可欠な『食品・医薬品・化粧品』の『三品業界』にも積極参入を進めます。 また、半導体や高機能液晶といった成長が見込まれる分野で、装置メーカーとして精密アライメント露光装置・検査装置やプロセス製造装置の開発と製品作りにも積極的にかかわっていきます。

製造業界の未来発展に向けて

日本の労働人口は 『2024 年』を基準にして『2040 年 は1,400万人減の6,000万人』『2060年は2,600万人減の4,800万人』と毎年60~80万人も減少していくのです。 明日からも毎日毎日減り続けるのです。これからの日本の製造業界は 総人口減少に伴う労働人口減少、熟練技術者喪失、働き方改革による労働時間短縮、単純労働や悪環境労働に対する人材確保困難、外国労働力の確保困難等々、問題はとても大きく深刻です。
ここでリソースを増やさずにより高い生産性を目指すためには『ロボット&自動化システムインテグレーション』が必須の時代となります。しかしながらロボットを導入するには、ティーチングという難しい熟練の操作方法が壁となり、大量生産の自動車業界等の大手以外では爆発的に普及していないのが現状です。

私たちはこれまで築き上げてきたメカニクス&エレクトロニクス技術をベースに、更にAIロボティクス概念も積極的に取り込みこれまでは自動化が困難とされてきた『未自動化領域への挑戦』を目標に掲げロボットを爆発的に普及させ、労働人口減少問題の解決に向けたビジネスモデル展開を継続して進めて参ります。
(株)三明はこれからも急テンポで激変していく『産業界のグローバル化』『労働人口減少』という難題を的確にしっかりと見据えながら『世界トップシェア製品&秀逸ブランド製品と三明オリジナル製品を融合』との発想で、製品の提供だけでなく三明グループ工場にてお客様ニーズに寄り添った『オンリーワンシステムへバリューアップ!』を合言葉に市場を切り拓いて参ります。そして、私たちは 3 社グループ体制を絶えず進化させながら、時代の環境変化に迅速に対応し、モーション&ロボットでお客様の満足と感動を探求し続けます。